先物取引 | 商品先物取引とは
商品先物取引とは、「将来の一定時期に商品を受渡しすることを約束して、その価格を現時点で決める取引」の事です。今日の金価格が1,000グラム=120万円だとして、相手に120万円を支払って、その場で金の延べ板を受取ったり、あるいは 相手から120万円を受取ります。その場で金の延べ板を渡す という「代金と商品の交換をその場で行う取引」を「現物取引」といって、普段の買い物などでお馴染みの取引なのです。これに対して、「今日の金価格(注)120万円で、一定時期(1年後など)に、商品と代金の交換を行う取引」を先物取引と言うのです。
注)正確には「今日の将来(1年後など)における金価格」(=金先物価格)のことです。ただし、必ずしも1年後に代金と商品の交換を行わなければならないわけではありませんよ。約束の期日が来る前にいつでも、反対の売買契約をして、支払う代金と受取る代金の差額を清算すれば、商品と代金の交換を行わなくても、取引を終了することができる決まりになっているのです。これを「差金決済(さきんけっさい)」と言うのです。例えとして、「来年の2月1日に、代金120万円を支払って、金の延べ板1000gを買う契約」をしていたとしたら、この契約の反対の売買契約として、「来年の2月1日に、金の延べ板1000gを売って、代金122万円を受取る契約」をするのです
この場合、支払う代金120万円と受取る代金122万円の差額2万円を受取れば、金の延べ板を受取ることも渡すこともなく、取引は終了したことになるのです。つまり、商品の交換をすることなく取引ができますので、手元に商品がなくても売り契約ができるのです。また買い契約した場合でも商品を受取らずに済むのです。従って、先物取引では株取引などと違って、「買い」だけでなく「売り」でも取引を始めることができるようになっているのです。
以前までの商品先物業界といえば、『危険なもの、怖いもの』といった、いわば悪いイメージばかりが先行していたのですが、しかし近年インターネット取引(ホームトレード)が普及して、さらに、2005年1月の委託手数料の自由化という法改正後、商品先物会社は手数料競争に生き残りを掛けるようになったのです。この結果、いままで利益重視だった先物会社は軒並み”顧客重視”の方針を打ち出して、このことが業界の健全化および活性化を生み出したのです。
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